サイトへ戻る

当座の資金確保の選択肢

2020年4月9日

【生命保険関連情報】 

新型コロナウイルスで資金繰りにお困りの企業様にご活用ください

以下、生命保険会社関係の方から聞いた情報の共有です。

コロナ対応で資金繰りにお困りの企業様に解決策のひとつにつながるかもしれません。

資金繰りを解決する、あらゆる選択肢のひとつとして、上手に活用いただければと思います。

「解約返戻金がある」 法人契約の生命保険に加入されている場合、

おもに以下4つの制度を活用いただくことで当座の資金確保も可能のようです。

どれも実際、過去にリーマンショックのときや震災時に多くの企業様が活用いただき、とても感謝いただいている(信頼度さらにUp)制度だそうです。

(資金使途の目的としては、取引先への支払、社員への給料支払、など目先の経営継続に必要かつ最優先される資金確保がもっぱらだったとか)
 

◯解約(解約返戻金を全てお受取り)

◯減額(解約返戻金を一部だけ、お受取り)

◯契約者貸付 ⇒ 原則返済期限なし(返済元利金の合計<解約返戻金 であることが必要です)

◯継続保険料の払込猶予 ⇒ コロナ特例で最長6ヶ月支払いを延期できます

*以下、生命保険協会、という業界代表機関からの該当ホームページ内容です

https://www.seiho.or.jp/info/news/2020/20200317.html

本制度の活用ポイントは(金融機関の融資との対比で)以下2点とのことです。

◯ポイント1:財務データが提出不要(通常時もそうです)

 企業様の財務状況によらず(決算書等の提出は不要)、保険契約者様であればどなたでも、活用可能

◯ポイント2:お申出から着金までのスピードが早い

 保険会社へ申出てから、最短で3営業日〜1週間で資金をお受取りいただくことが可能

実務面の話ですが、本手続きの検討にあたっては、 解約返戻金が現時点でいくらあるか の把握が重要とのこと。

具体的には、クライアントから取引先への支払明細や金額のチェックと同様、

全加入保険契約 の 解約返戻金 を調べ、

そのなかから利用する契約の優先順位づけを見極める流れだそうです。

では、 解約返戻金を知るにはどうすればよいか というと、以下3点のいずれかがあれば、概算だけでも、すぐに把握可能とのこと。

資金繰りの点から、二次的効果として、気になっていた加入生命保険の見直し、適正化にもつながるかも?

◯保険証券

◯上記契約に係る、最終設計書

◯保管契約管理ファイル(Excel等)⇒ たいてい、担当代理店様や顧問先の社長様・経理担当の方がお持ちのようです

*上記3点が見つからない場合は…

 ご契約者様(または担当代理店様)が直接、契約保険会社に問い合わせいただくことで把握可能だそうです